2024年12月25日の注目銘柄


Gオイスター<3224.T>

ストップ高。今3月期に初配当を実施し、期末一括配当を10円とする。今後は連結配当性向30%を基準としながら、短期的に大きな利益変動があっても1株当たり10円を目安に配当を行う方針。一方、主な卸先だった中国企業からの需要が激減したため、阪和興<8078.T>との資本・業務提携を解消した。

トラースオン<6696.T>

ストップ高。同社のAI(人工知能)電力削減ソリューション「AIrux8」を大手老舗百貨店の本社ビルに導入し、半年間の実証運用の結果、空調電力の25%削減に成功した。これに伴い、導入エリアの拡大が決定した。

テラドローン<278A.T>(グロース)(精密機器)

続伸。マレーシア子会社が3548.46ヘクタール(東京ドーム約760個分)にわたる大規模パーム農園で、害虫であるミノムシの防除を目的とした病害虫の総合的管理を開始した。この取り組みは複数の政府関連企業や民間農園機関と連携し、今後、マレーシアにおいて全国規模で実施される。

インテグラル<5842.T>

3日続伸。同社が運用するファンドから追加のキャリードインタレストを受領する見込で、その影響額である収益約98億円を今12月期の連結決算に計上する予定。これに伴い、非開示だった今期の純利益予想は159億円(前期比2.1倍)を見込む。

オンコリスB<4588.T>

堅調。国内での新薬承認申請を目指す腫瘍(しゅよう)溶解ウイルス「OBP-301」に関し、三井倉HD<9302.T>の兵庫県神戸市内の施設において、再生医療等製品の製造管理、品質管理の基準であるGCTPに適合した体制を整備した。これにより、「OBP-301」の物流を高い品質管理基準で担保できる体制が整ったという。